京王バスと小田急バス、吉祥寺・武蔵小金井から互いに撤退 「共同運行系統」を大幅整理

2024年12月にダイヤ改正を実施します。

12月にダイヤ改正

 小田急バスと京王バスは2024年10月1日、三鷹・調布・小金井エリアで12月16日(月)に路線バスのダイヤ改正を実施すると発表しました。両社が共同運行する路線を整理します。

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吉祥寺駅前の人混みをかき分けながら走る小田急バス(乗りものニュース編集部撮影)。

 吉祥寺駅~三鷹市役所~調布駅の「吉14系統」は、京王が撤退し小田急単独に。三鷹駅~三鷹市役所~調布駅の「鷹66」は、小田急が撤退し京王単独に変わります。これにより、吉祥寺駅を発着する京王バスの路線バス系統はなくなります。

 調布駅~杏林大学病院前の「調35」は京王が撤退し、ダイヤ改正後は小田急が単独で調布駅~杏林~三鷹駅の新設系統「鷹61」を運行します。

 武蔵境駅~試験場正門~武蔵小金井駅の「境96」は現在、小田急が1日わずか2往復を運行していますが、京王に移管します。これにより、武蔵小金井駅を発着する小田急バスの路線バス系統はなくなります。

 調布駅~多摩川住宅中央の「調01」は、小田急が撤退し京王単独に変えるとともに、調布駅~多摩川住宅西の京王「調45」「調46」とあわせて路線を再編し、一部の便を除き運行経路を変える計画です。

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