JR東日本「屈指の秘境ローカル線」に大きな被害 “新たな土砂流入”の恐れが判明 運転再開時期は?

かなり被害は大きいようです。

山田線の運転再開時期が「未定」に

 JR東日本は2024年9月25日、8月末の集中豪雨により上米内~宮古間で運転を見合わせている山田線について、新たに土砂流入の恐れが判明したため、運転再開時期を未定に変更したと発表。被害を受けた場所の画像も公開しました。

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JR山田線(乗りものニュース編集部撮影)。

 山田線は、岩手県の盛岡駅と宮古駅を東西に結ぶ延長102kmのローカル線。JR東日本では、屈指の閑散ローカル線です。8月27日の大雨により、山岸駅(盛岡市)から区界駅(宮古市)までの区間で、道床流出や土砂流入、倒木、ケーブル露出などが23か所で確認されていました。
 
 JR東日本は2024年9月2日、山田線が全線で運転を再開するまで、概ね2か月を見込んでいると発表していましたが、さらに遅れることになります。なお、振替輸送には、並行する国道を走る岩手県北バスの「106特急・急行バス」が利用できるとしています。

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