南北線「2代目」ついにデビュー日が決定! 一番列車は抽選 現行車両を順次置き換え 仙台市地下鉄
地下鉄南北線で3000系が営業運転を始めます。
3000系が営業運転開始
仙台市地下鉄南北線の新型車両「3000系電車」が、2024年10月24日(木)に営業運行を開始します。
南北線は、仙台市泉区の泉中央駅と、同市太白区の富沢駅を結ぶ延長14.8kmの路線です。車両は1987年の開業以来、1000系電車(更新工事後は1000N系)が使われていますが、耐用年数を迎えることから、3000系への置き換えが決まっています。
3000系は、アルミ二重構造とペアガラス窓を採用し、静かな車内に。外装は「杜の都」をイメージしたグリーンの帯を巻いたデザインで、先頭は現行の1000N系と同じく「くの字」の形をしています。
内装はホワイトとグリーン系の洗練されたデザインで、座席の柄は定禅寺通りのケヤキ並木をモチーフに。車いす・ベビーカースペースを2か所増設したほか、座席中間に手すりを増設しました。2023年11月頃から南北線で走行試験を実施しています。
10月24日は、泉中央11時58分発・富沢行きの片道臨時列車を3000系の「一番列車」として運転します。一番列車は、当選者150人が乗車可能。申し込みは、市交通局がインターネットやはがきで受け付けています。
出発式については、後日詳細が案内されます。3000系の運行ダイヤは、10月中旬頃に公開される予定です。
09/21 07:42
乗りものニュース