天まで届く!? 国内初の「450t吊りクレーン車」足回りは驚異の14輪 お値段は?
年間の販売目標が5台とか。
ブームはクラス最長の80m級
建設用クレーンや高所作業車を製造・販売するタダノは、このたび超大型のオールテレーンクレーン「AC7.450-1」を発売しました。
「AC7.450-1」は、日本市場向けでは初となる450t吊り性能のモデルになるとのこと。なお、開発は日独共同で行われています。
ブームはクラス最長の80m級。また、ジブなしでも高揚程作業が可能なため、揚重作業の効率化が図られています。ブーム背面には、高い吊上性能を実現する、V字型の新機能アタッチメント「SSL」(Sideways Super Lift)を日本市場向けのモデルとしては初めて搭載しています。
エンジンはヨーロッパ排出ガス規制EUステージ5対応のエンジンを搭載し、環境対応性能についてもアピールしています。また、クレーン部とキャリヤ部共通のシングルエンジン方式を採用し、定期メンテナンスの負担も低減しているそうです。
走行時寸法は全長15.99m、全幅3.00m、全高3.99m。車両総重量は44.8tで、足回りは7軸、最大85km/hで走ることが可能です。
販売価格は標準仕様で7億4000万円(消費税別)、年間の販売目標台数は5台を予定しています。
09/10 08:42
乗りものニュース