新東名「今日から再び通行止め」可能性も 台風10号の影響 “西から順に”とは限らない

道路構造によるんです!

東海の高速道路、再び警戒強める

 2024年8月29日(木)12時現在、台風10号の影響により九州の高速道路で広域に通行止めが発生しています。東海地方では、27日から28日にかけては東名・新東名高速などが長時間にわたり通行止めとなりましたが、再びその可能性が高まっています。

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九州道の鳥栖JCT付近。29日11時55分頃。台風の影響で激しい雨(画像:NEXCO西日本)。

 現時点で九州では、九州道の植木IC(熊本)以南、大分道や東九州道の大分・宮崎・鹿児島県内などで広く通行止めが発生しています。

 また、近畿地方および福井県では、28日18時の段階で、8月31日から9月1日にかけて、広い範囲で通行止め開始の可能性が発表されています。阪神高速湾岸線、関空連絡橋、神戸淡路鳴門道、紀伊半島の沿岸など海に近い区間だけでなく、福井県の中部縦貫道、地下区間が多い阪神高速大和川線などが挙げられています。

 東海地方の予測は8月29日10時に更新され、通行止めの可能性がある区間が具体的に発表されています。新東名高速は、早ければ29日の18-24時から、新静岡-島田金谷間を皮切りに通行止めが開始される可能性があります。

 その後、30日以降は新東名・東名をはじめとする広い範囲で順次、通行止め開始の可能性が示唆されています。今回は神奈川県内の新東名(伊勢原大山-新秦野、30日0-6時)や小田原厚木道路(30日12時以降)も含まれています。

 関係機関は、今後の情報を確認し、“やむを得ず外出される場合”は、土砂崩れや冠水などの道路状況に留意するなど、安全に十分注意した対応をするよう呼びかけています。

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