東名・新東名「ダブル通行止め」全解除 しかし“もっと通行止め”の可能性も 台風10号とにらめっこ

これから来ます。

東名・新東名は解除

 高速道路の台風10号の影響による通行止めは、いったん全て解除となりました。

 NEXCO中日本は2024年8月27日夜から、静岡・愛知の東名、新東名高速の一部区間を大雨の影響により通行止めとしていましたが、28日20時現在、全て解除されました。

 しかし、台風10号による影響は、これから本格化しそうです。

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台風10号の影響で被災した区間。現在は応急復旧されている(画像:NEXCO中日本東京支社)。

 九州では南九州を中心として、28日夜から順次通行止めを開始する可能性が発表されています。九州道のえびのIC以南、鹿児島・宮崎県の高速道路のほとんどの区間が、28日の12時までに通行止めとなる可能性があります。

 近畿および福井県でも、8月31日から9月1日にかけて、広い範囲で通行止め開始の可能性が発表されています。阪神高速湾岸線、関空連絡橋、神戸淡路鳴門道、紀伊半島の沿岸など海に近い区間だけでなく、福井県の中部縦貫道、地下区間が多い阪神高速大和川線などが挙げられています。

 今回の台風は雨風、越波などが長い期間にわたって予測されています。高速道路や一部の高速道路では、定の雨量や風速を超えると通行止めになります。

 関係機関は、最新の情報の確認とともに、余裕をもった行動、必要に応じた運行計画の変更を呼び掛けています。

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