東海道線と名鉄に「フェリーが接続」!? 伊勢湾フェリーが“渥美半島以外から”特別運航
この航路イイっ!!
それは「鉄道連絡船」並みの近さ!
伊勢湾フェリーが2024年10月、「蒲郡-鳥羽」航路を3日間限定で運航します。
同フェリーは渥美半島の突端の伊良湖と、三重県側の鳥羽を結んでいますが、今回、蒲郡市と鳥羽市の市制70周年、伊勢湾フェリーの60周年を記念し、蒲郡の竹島ふ頭から発着していた航路を再現するものです。
竹島ふ頭はJR・名鉄の蒲郡駅から徒歩で約5-6分という至近の立地。鳥羽までの所要時間は2時間10分だそうです。
10月12日(土)から14日までの3日間、毎日3便を運航(鳥羽発は2便)。大人運賃は前売り3000円、当日3600円です。前売り購入の人が優先となります。前売りは9月上旬からの開始予定です。
今回は2331トンの「伊勢丸」を使用し、各便500人まで乗船できます。ただし、特別運賃設定のため、バイク・自転車を含む車両などの積み込みはできません。自転車の積み込みは輪行バックに格納してほしいとのことです。
ちなみに、蒲郡市は竹島ふ頭から旅客船が行き来する風景を取り戻す取り組みとして、2024年8月には「三河湾サンセットクルーズ」を実施。今回はその第2弾の取り組みとなります。
市は今回の運航を社会実験と位置付け、「海上交通のターミナルとして竹島ふ頭にどのような機能が必要なのか」「旅客船、鉄道、自動車などの交通結節点としての利便性の評価」「運航に関する事業の可能性」を検証する構えです。
08/28 08:42
乗りものニュース