ロシア空軍の新たな脅威に?ウクライナが「ナゾの新兵器」開発を公表 初めて実戦で使用か

ウクライナの兵器開発力は高い。

国産の新型長距離兵器を初めて使用か

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は2024年8月25日、国産の新型長距離兵器「パリャヌィツィア」を初めて実戦で使用したと発表。兵器の外観イメージも公開しました。

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ウクライナ軍を苦しめている「滑空爆弾」を搭載可能なロシア軍のSu-34戦闘爆撃機(画像:ロシア国防省)。

 ゼレンスキー大統領は、ロシアが全面侵攻を開始して以来、様々なタイプのミサイル約1万発、滑空爆弾3万3000発以上をウクライナへの攻撃に使用したと指摘。攻撃を防ぐには、ロシア軍の航空機が拠点としている飛行場を標的にしなければならないと訴えています。
 
 欧米諸国が供与した兵器は、ロシア本土への攻撃に制限があり、ウクライナは自国で長距離兵器を開発せざるを得なくなった形です。「パリャヌィツィア」は、主翼を備えた巡航ミサイルのような外観が特徴で、射程など詳細は明らかにされていませんが、ゼレンスキー大統領は今後、生産を加速していく方針を示しています。

 ウクライナ軍は現在、ロシア本土の飛行場攻撃にはドローンを使用していますが、この巡航ミサイルのような新兵器も貴重な打撃戦力の一翼を担っていくとみられます。

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