名古屋の“ジャンクション駅”ここまで変わった! 駅ビル百貨店跡に“純和風”な平屋建て商業施設 まもなくオープン
踏切も今や昔!
名鉄の基幹駅、大変貌
名古屋鉄道は2024年8月26日、神宮前駅西口で開発中の商業施設「あつたnagAya(ながや)」の詳細を発表しました。同施設の第一期開業は9月1日(日)10時を予定しています。
神宮前駅(名古屋市熱田区)は名鉄本線から常滑線が分岐する名鉄のなかでも拠点駅の一つ。JR線と並走する区間でもあるため、かつては駅北口に長い踏切があることでも知られました。
2012年に踏切が閉鎖され、2016年に跨道橋が開通、さらに駅前の再開発が進められ、2021年に駅西口の「パレマルシェ神宮」(旧名鉄百貨店)が閉店し、解体されました。その跡地にできたのが、今回オープンする「あつたnagAya」です。
駅ビルのイメージは一新され、熱田神宮の玄関口として3棟の木造平屋建ての建物が建設されました。「この地域で長く愛されているお店や、食べ歩きも楽しめる地元食材を使ったお店、地元の文化を感じられるお店」などを集めたという16区画の店舗が入居するほか、「ワゴンやキッチンカー等を誘致し賑わいを創出します」とのこと。
なお、神宮前駅周辺では2021年に東街区で賃貸住宅と商業の複合施設がオープンしているほか、今後、さらに西街区の北側、熱田区役所付近の開発も進められる予定です。熱田神宮の最寄り駅であり、名古屋駅にも中部空港にも至近というアクセス性を活かし、「おとなの住みたいまち」「おとなの行きたいまち」とのコンセプトで開発されています。
08/27 07:12
乗りものニュース