道路版つくばエクスプレス「都市軸道路」延伸だけじゃない! ボトルネックの橋が念願の4車線化

つくば市へのアクセスが簡単に!

小貝川わたる部分を4車線化

 茨城県の守谷市とつくばみらい市をつなぐ、茨城県道46号「野田牛久線」バイパスの法花坊交差点~青木北交差点間が2024年8月8日(木)に4車線化されます。この区間はつくばエクスプレス(TX)と並走するルートの一部で、小貝川をわたる部分です。

 現状、片側1車線の2車線で開通していますが、つくばエクスプレスを挟む形で南側にもう2車線分を増設します。これにより渋滞の緩和が期待されます。

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つくばみらい市のイメージ画像(画像:つくばみらい市)。

 野田牛久線バイパスは、千葉・茨城のつくばエクスプレス(TX)に沿う「都市軸道路」の一部に位置付けられており、広域的なネットワークを形成しています。

 今回の4車線化に先立ち、7月10日にはつくばみらい市内で都市軸道路の未整備区間1.0kmも開通しています。これにより、都市軸道路の茨城県内は、利根川の北側の守谷駅付近からTXの側道としてみらい平駅付近まで並走、そこから北に分かれ、県南部の主要東西軸といえる国道354号に接続。またその先も茨城県道45号「つくば真岡線」に入ることで、つくば市、さらには筑西市などを縦断できるようになります。

 10日の延伸により茨城県内の都市軸道路は、ネットワークとしては“ほぼ完成”の状態に。県内では4車線化についても、今回の開通区間以外でも進められています。

 ただし、千葉県との境をなす利根川の橋は、まだ事業化もされていません。

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