道路版つくばエクスプレス「都市軸道路」7月延伸! “茨城の横軸”へついに接続 「圏央道直結」も着々!?

茨城南部にかなり朗報かも!?

「都市軸道路」延伸します

 茨城県つくばみらい市で整備が進められていた都市計画道路「東楢戸台線」の未整備区間1.0kmが、2024年7月10日に開通します。この道路は、千葉・茨城のつくばエクスプレス(TX)に沿う「都市軸道路」の一部に位置付けられており、広域的なネットワークが拡充することになります。

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開通する都市軸道路の延伸部、東楢戸台線(画像:つくばみらい市)。

 都市軸道路の茨城県内は、利根川の北側の守谷駅付近からTXの側道としてみらい平駅付近まで並走、そこから北に分かれ、現在はつくばみらい市の県道133号線まで通じています。今回、さらに北へ延伸し、県南部の主要東西軸といえる国道354号に接続します。

 これにより、国道354号を介し東は土浦方面や常磐道(桜土浦IC)、西は水海道、坂東市方面への行き来がしやすくなるほか、国道294号バイパスも近いため栃木方面へのアクセスも開けます。

 また、延伸区間以北は「谷和原・学園通り」として北へ4車線道路が続きます。この圏央道との接続点付近では現在、「つくばスマートIC」を建設中。さらに道は続き筑西市方面へと通じています。

 今回の延伸で、茨城県内の都市軸道路は“ほぼ完成”の状態に。あとは千葉県との境である利根川の架橋を残すのみとなりました。延伸を受けSNSでは、架橋の早期事業化を望む声も見られます。

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