沖縄近海に中国空母が1週間!? 戦闘機の発着艦に自衛隊がスクランブル 護衛艦も多数

潜水艦も随伴しているでしょう。

海自の護衛艦も3隻が出動

 防衛省・統合幕僚監部は2024年7月16日、宮古島(沖縄県)の南側、西太平洋を航行する空母「山東」を始めとした複数の中国海軍艦艇が、南シナ海へ向けて航行したことを確認したと発表しました。

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中国海軍の空母「山東」(画像:中国人民解放軍海軍)。

 説明によると、「山東」を始めとした複数の中国海軍艦艇は、7月9日(火)から15日(月)にかけて周辺海域を航行。確認されたのは空母「山東」のほかに、レンハイ級ミサイル駆逐艦1隻、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦1隻、ジャンカイII級フリゲート1隻、フユ級高速戦闘支援艦1隻とのこと。なお、日本に最も近かった7月13日(土)には宮古島の南約390kmの位置にいたといいます。
 
 また、この間に空母「山東」において艦載戦闘機による発着艦を約240回、艦載ヘリコプターによる発着艦を約140回、合計で約380回の航空機による発着艦を確認しています。
 
 これに対し、海上自衛隊は佐世保基地(長崎県)を母港とする第5護衛隊所属の護衛艦「あけぼの」、同じく差祖母基地を母港とする第13護衛隊所属の護衛艦「じんつう」、横須賀基地(神奈川県)を母港とする第6護衛隊所属の護衛艦「きりしま」によって、警戒監視や情報収集を行ったほか、艦載戦闘機に対しては、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させるなどして対応したそうです。

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