ロシア軍の対空ミサイルを「間一髪で回避」ウ軍のドローンが“マトリックス避け”を披露 その後反撃

ギリギリのタイミング。

ウクライナ軍でも「ユニークな映像」

 ウクライナ国防省の公式メディアである「アーミーインフォーム」は2024年7月11日、ロシア軍の9K330「トールミサイルシステム」が放ったミサイルを直前でかわす映像を公開しました。

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ロシアの対空ミサイル(画像:ロシア国防省)。

 動画はウクライナ陸軍のドローン部隊のひとつである無人航空システム第14連隊とのことで、その様子はウクライナ国軍参謀本部戦略局の公式テレグラムでも公開されています。

 連隊のドローンオペレーターが操作していた機体は、対地ミサイルや爆弾の弾着を確認するために飛んでいた偵察ドローンのようです。トールに捕捉されましたが、回避行動を取り、その直後に対空ミサイルがドローンの近くをかすめました。

 これを国軍参謀本部戦略局のテレグラムは「ユニークな映像」とコメントし映画『マトリックス』で主人公のネオが体を思い切り反らせて銃弾を回避する“マトリックス避け”のようだと評しました。

 なお、ドローンを狙ったブークはその後、撃破されたようで、その様子もドローンの映像に収められていました。

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