「湘南色」の横須賀線車両が東海道線に里帰り!当時の姿を復刻へ 9年だけ存在した異色車両
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9年間の「ピンチヒッター車両」
JR東日本横浜支社は2024年7月20日(土)・21日(日)、同社の国府津車両センター(神奈川県小田原市)で、「東海道線(E217系)里帰りイベント!湘南色の3車種並べて写真撮影会!!」を開催します。これは横須賀線および総武線快速で使われるE217系電車の帯を、かつてのカラーに復刻し撮影できるイベントです。
このイベントでは、2006(平成18)年3月から3編成だけに施されたオレンジ色と緑色の「湘南色」を復刻。まさに東海道線の色です。
湘南色のE217系は、国鉄型113系電車を置き換えていた当時、車両運用の都合上ピンチヒッターとして横須賀線から転属し、2015(平成27)年3月まで東京~熱海間で限定運行されました。車両設備の点から、湘南新宿ラインや伊東線への乗り入れはありませんでした。
今回は、E217系の先頭車両1両の前面と両側側面の上下帯に、湘南色を模したラッピングシートを貼付けて当時の面影を再現。使用車両はE217系「Y102編成(当時はF52編成)」で、実際に東海道線で活躍した車両が里帰りする形となります。E231系とE233系の間にE217系を配置し、3車種が並んだ姿も撮影可能としています。
撮影会は午前8時45分から各日2回実施され、それぞれの募集人員は30人です。参加代金は税込み2万5000円。申し込みはJR東日本のショッピングサイト「JRE MALLチケット」から受け付けるとしています。
07/15 08:42
乗りものニュース