JR東西がタッグを組む! 在来線車両の装置などを共通化 「垣根を超えて連携を深めたい」

前頭部デザインなども今後検討します。

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JR東日本と西日本が、車両の装置や部品において共通化を検討(画像:写真AC)。

 JR東日本と西日本が、車両の装置や部品において、共通化の検討を始める見込みです。2024年7月5日(金)、両社が共同で発表しました。

 両社は北陸新幹線(E7系/W7系電車)で相互直通運転を行う都合上、すでに技術協力を行っています。今後は在来線車両にも拡大するといいますが、これは初めての試みです。

 共通化するのは主電動機(モーター)、オイルダンパー、行先表示器、パンタグラフなど。両社の独自性と効率化のバランスを見ながら対象部品を拡大するといいます。ドア位置や枚数、車体幅や長さ、前頭部デザインなど両社独自の仕様となるものは、今後検討するとしています。

 両社は「使用する車両の装置・部品を共通化し、調達の容易化や生産性の向上に寄与することで、持続的で安定した輸送サービスを提供します。設計プロセスの効率化、設計技術の向上を目指した交流などを通じて、車両設計分野において会社の垣根を超えて連携を深めたい」としています。

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