LCCピーチの「運賃プラン」刷新へ! これまでより良くなる?それとも… 「より分かりやすく」がテーマ

10月27日搭乗分より適用されます。

手荷物の預け個数や払い戻しなどが

 LCC(格安航空会社)のピーチが2024年7月3日、運賃体系をリニューアルすると発表しました。新しい運賃タイプは、冬ダイヤが始まる10月27日搭乗分より適用され、7月10日より販売を開始します。どこが変更になるのでしょうか。

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ピーチの旅客機(乗りものニュース編集部撮影)。

 これまでの運賃は座席の指定や手荷物預けなどのオプションが含まれていない「シンプルピーチ」、座席指定や手荷物預け、変更や払い戻しなどのベーシックなオプションがついた「バリューピーチ」、手荷物預けが2個無料、全額払い戻しなど、バリューピーチよりもさらに充実したオプションをもつ「プライムピーチ」の3種類でした。

 今回の新運賃タイプは「ミニマム」「スタンダード」「スタンダードプラス」の3種類に刷新されます。

「ミニマム」は「シンプルピーチ」とほぼ同様のサービス内容。「バリューピーチ」の後継ともいえる「スタンダード」は座席指定や手荷物預けオプションはそのままですが、払い戻しは不可に。ただし手数料(搭乗 30 日以上前: 手数料 1,000 円、搭乗 29 日前まで: 手数料 3,000 円)を差し引いた額のピーチポイントでの付与は可能で、付与されたピーチポイントは新たな予約の支払いなどに利用可能としています。その一方で、発券手数料は無料となります。

 最も高い運賃プランである「スタンダードプラス」は無料での手荷物預けは1個までに。便の変更と払い戻しにも対応しますが、「プライムピーチ」ではピーチポイントで全額を払い戻しをしていたのに対し、「スタンダードプラス」では手数料を差し引いて支払方法での払い戻しに対応します。また、予約後の決済を24時間保留にすることもできるようになったとのことです。そのため「スタンダードプラス」は「プライムピーチ」の後継というよりも、「スタンダード」の発展版にあたる運賃体系といえるものになっています。

 同社は今回のリニューアルはについて「お客さまからいただいた声を反映し、一人ひとりの旅のスタイルによりマッチする運賃タイプに変更するものです」とコメントしています。

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