「なぜ横須賀で!?」イギリス艦艇 日本の造船会社が修理を行い現場復帰へ!

結構来日している英国艦?

修理完了後は北朝鮮船舶の監視などに参加

 イギリス海軍の哨戒艦「スペイ」の公式X(旧:Twitter)は2024年6月25日、横須賀での修理が終わり、公海上に戻り活動を再開したと発表しました。

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リバー型哨戒艦「スペイ」(画像:横須賀地方総監部)。

 公式Xによると、修理を担当したのは日本の造船会社であるジャパン マリンユナイテッドのようで「ジャパン マリン ユナイテッドの支援により、最近欠陥の修正を完了しました。現在は能力を完全に回復し、重要な訓練を行っている」と投稿しています。

 同艦は、アジア太平洋地域で日本の海上自衛隊ほか韓国、フィリピンなどの海軍と連携し、麻薬密売、テロ、密輸及び北朝鮮籍船舶の瀬取りを含む違法な海上活動などを阻止することを目的とした警備パトロールを行っています。そのため、常時停泊する基地は割り当てられておらず、任務に関連する太平洋の基地と港を使用しています。

  同艦は、日本には2018年以降から定期的に派遣されており、防衛省によると6月中旬から下旬まで12回目となる日本近海での警戒監視を行ったようです。同艦は4月15日に横須賀に入港しましたが、これは2023年10月に日英円滑化協定が結ばれてから入港した初のイギリス艦艇になります。

 なお、同艦の欠陥の詳細については公表されていませんが、神奈川新聞が「技術的問題」で出港を延期していると5月14日に報じています。

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