異例の再有料化「八木山バイパス」 工事をNEXCOへ引き継ぎ 4車線化も間近!

全線の4車線化は2029年度の予定。

2024年度中にも全線が有料に

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4車線化中の八木山バイパス(画像:国土交通省 福岡国道事務所)。

 国土交通省 福岡国道事務所は2024年6月25日(火)、国道201号「八木山バイパス」のうち国が担当する篠栗~筑穂間5.7kmの工事が完了し、残りをNEXCO西日本へ引き継いだと発表しました。同区間では4車線化工事が行われており、この完成をもって2024年度中にも篠栗~穂波東間13.3km(全線)が有料となります。

 八木山バイパスはもともとNEXCO西日本の有料道路で、2014(平成26)年に無料化。しかし交通量が2倍ほどに増加し、2車線の対面通行も相まって事故や渋滞が増え、福岡県が利用者負担による財源確保も視野に4車線化を要望しました。無料化前の通行料金は普通車で530円でしたが、再有料化後は利用区間にかかわらず280円均一にすることが予定されています。

 なお、残りの区間である筑穂~穂波東間の4車線化も引き続き進められ、全体の完成は2029年度の予定です。

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