ロシア軍の航空機に新たな脅威?ウクライナ軍の「魔改造」モーターボートに新タイプ登場

これまでは空から攻撃されると為す術がありませんでした。

無人水上艇に空対空ミサイルを搭載

 ウクライナ国防省情報総局(GUR)は2024年6月17日、無人水上艇「マグラV5」に空対空ミサイルが搭載可能になったと発表。空対空ミサイルを搭載して航行する「マグラV5」の写真も公開しました。

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ロシア軍のMi-24V攻撃ヘリコプター(画像:ロシア国防省)。

 ウクライナ軍は有力な艦艇を保持していませんが、爆薬を搭載して敵艦に体当たりする無人水上艇などを活用し、ロシア海軍の黒海艦隊に打撃を与えています。
 
 今回、「マグラV5」に搭載されたのは、赤外線ホーミングシステムを備えるソ連製の短距離空対空ミサイル「R-73」とのこと。ロシア軍は、ウクライナ軍の無人水上艇に対処するために戦闘機やヘリコプターを出撃させており、無人水上艇は空からの攻撃が脅威となっていました。
 
 なお、ウクライナ国防省は2024年5月、無人水上艇「シーベビー」にBM-21「グラード」のロケットランチャーを搭載したとも発表しており、様々なタイプの無人水上艇が開発されている模様です。

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