エアバス「次世代の無人機」公開へ「有人の戦闘機が指揮するタイプ」空戦もSFのような領域へ
『ガンダムW』のモビルドール的な?
高リスクの任務をパイロットの代わりに実行
エアバスは2024年6月3日、ドイツのベルリンで開催されたベルリン国際航空宇宙ショー(ILA)で、無人機「ウイングマン」を発表しました。
同機は単なる遠隔操作型の無人機ではなく、第6世代ジェット戦闘機などで装備されることが予想される、有人戦闘機に随伴し、指揮される支援タイプの無人機になるとのことです。
将来的には偵察から標的の妨害、地上や空中の標的への精密誘導弾やミサイルによる交戦など、多岐にわたる任務を担うことが期待されており、エアバスは「パイロットによって指揮される戦闘機タイプのドローンで、有人機にとってより大きな脅威となる高リスクの任務を担うことができる」と同機についてアピールしています。
機体のフォルムから、ステルス性や高度なセンサー類が搭載されることが予想されますが、エアバスによると、今回公開される同機はモーターショーなどにおける展示用の車両である「ショーカー」に近いとのことで、正式化される機体とは異なる可能性もあるようです。
なお、ベルリン国際航空宇宙ショーは6月5日から9日まで開催されました。
06/11 17:12
乗りものニュース