「高架の快適バイパス」から地上へ、ついに橋架ける! 国道3号で夜間通行止め 休止中の「日本一短い駅間」復活へ一歩
2年前から橋脚だけはできてました!
黒崎バイパス「黒崎西ランプ」工事
国土交通省 北九州国道事務所は2024年6月7日、国道3号黒崎バイパスの「黒崎西ランプ」工事のため、JR黒崎駅に近い国道3号現道「筒井町」交差点付近で夜間通行止めなどを実施すると発表しました。
6月15日(土)と7月6日(土)、ならびに7月18日(木)から8月1日(木)のうち5日間程度、国道3号筒井町交差点、国道200号(筒井町交差点~菅原町交差点)、県道279号(筒井町交差点~黒崎跨線橋交差点)が、それぞれ夜間通行止めになります。国道3号をまたぎ、国道200号へと下りていく橋桁架設などを行うためです。
国道3号とJR線を挟んで北側に並行する高架の「黒崎バイパス」から、JR線ならびに国道3号現道(筒井町交差点)をまたぎ、国道200号へ接続するのが「黒崎西ランプ」です。筒井町交差点付近では以前から橋脚の建設が進められていました。
今回は夜間通行止めのうえ、多軸式特殊台車を使用し筒井町交差点をまたぐ橋桁の一括架設を行います。
ちなみに、この黒崎西ランプの工事に伴い、JR線と国道3号の間を通る筑豊電鉄の西黒崎駅が、2021年秋から「4年程度」の予定で休止となっています。筑豊電鉄の黒崎駅前-西黒崎間はわずか200mしかなく、鉄道線における「日本一短い駅間」のひとつに数えられる名物。工事の進捗とともに、その「日本一短い駅間」の復活にも一歩近づきます。
06/08 08:12
乗りものニュース