阪神高速「車線増やしました」 大阪市街-湾岸ルートの“今後混みそうなところ”にピンポイント対策

合流方法がちょっと変わりました。

湾岸のJCTの渡り線にピンポイント対策

 阪神高速の主要JCTのひとつ「天保山JCT」で5月26日から、車線が追加されました。

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天保山JCT(画像:Google earth)。

 車線が追加されたのは天保山JCTのうち、16号大阪線から5号湾岸線(神戸方面)へ連絡するランプです。これまでは1車線の渡り線が、そのまま湾岸線本線へ合流する形でしたが、渡り線部が2車線化され、本線合流前に1車線へ減少する形態に変更されています。

 ここは大阪都心部から大阪・関西万博の会場ならびにIRが建設される夢洲へ向かうルートにあたり、2025年の万博開催時には主要なアクセスルートのひとつとして交通集中が予想されています。渡り線の2車線化で、その影響の緩和が期待されています。

 なお、6月9日(日)から10日(月)に、当該箇所で1車線規制による追加工事を予定しているということです。

 阪神高速では他に、万博アクセスルート整備の一環として北港JCT(5号湾岸線×2号淀川左岸線)の「湾岸舞洲」出口についても車線を増やすことを今年4月に表明しています。万博開催前から、整備工事の本格化で工事車両などの増加が見込まれています。

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