橋脚どんどん! 阪神高速湾岸線「延伸部」どこまで進んだ? その先は“巨大橋”が架かる海へ

六アイは壮観な状況に!

橋梁工事で夜間通行止め 阪高湾岸線の延伸部

 阪神高速5号湾岸線を延伸させる「大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北~駒栄)」の工事が進んでいます。これにともない2024年6月5日と6日、神戸の六甲アイランドにて臨港道路の夜間通行止めが行われます。

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六甲アイランドで進む延伸部の橋脚工事(画像:浪速国道事務所)。

 この事業は六甲アイランド北で終点となっている湾岸線を、阪神高速31号神戸山手線が接続する湊川JCTまでつなぐ14.5km。並行する3号神戸線の渋滞する神戸都心区間を一気に迂回するルートとなります。海で隔てられた六甲アイランド、ポートアイランド、和田岬のあいだには海上橋を建設します。

 2024年4月時点で、現在の終点である六甲アイランド内では延伸部の橋脚がポートアイランドを臨む海まで立ち並んでいます。

 その先の海上橋も構造が決定しており、全長2739m、4つの主塔から斜めにケーブルが伸びる「7径間連続4主塔鋼斜張橋」を建設します。主塔の高さは橋脚から213mに及び、代表的な橋脚で桁下70mが確保されるなど、神戸の新たなシンボルとなるべくデザインされています。

 六甲アイランドのほかに工事が進んでいるのは、終点の湊川に近い「駒栄地区」です。本線の開削トンネル工事と 駒栄ランプ(仮称)南行出口部の開削トンネル工事などが行われています。

 そのほかの区間、「六甲アイランド-ポートアイランド海上部」「ポートアイランド内」「ポートアイランド-和田岬 海上部」「和田岬-駒栄」については「設計中」となっています。

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