特急「スーパーはくと」が大変化!「京都発着」大幅減に 大阪~鳥取で増発も

姫路駅での新幹線との乗り換えも改善!

京都~大阪間の運転本数を減便

 JR西日本は2023年12月15日(金)、2024年3月ダイヤ改正の概要を発表。特急「スーパーはくと」については、大阪~鳥取で1往復増発するほか、京都~大阪間の運転本数を減便すると発表しました。

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京阪神地区と鳥取方面を結ぶ特急「スーパーはくと」(画像:写真AC)。

「スーパーはくと」をめぐっては、2023年7月に開催された「JR線・智頭線中部地区利用促進協議会」の総会において、智頭急行の西尾浩一社長が「現在は全便が京都駅発着となっているが、例えば大阪まで短縮することで往復数を増やすことなどを、JR内部で検討中と聞いている」と発言したことが、総会の議事録から明らかになっていました。

 現在「スーパーはくと」は6往復を定期列車として運行。全て京都駅発着ですが、ダイヤ改正後は京都発着は2往復のみとなります。

 ダイヤ改正で増発となる特急「スーパーはくと10・13号」は、臨時列車として毎日運転する予定。さらに、姫路駅での新幹線との乗り換えが改善し、首都圏・中京圏と鳥取エリアの所要時間が短縮されます。東京~鳥取で最大22分、鳥取~東京で最大27分の短縮となる見込みです。

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