帰宅時間帯 局地的にカミナリ雲が発達中 週末も大気の状態不安定 天気急変に注意

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今日23日も大気の状態が非常に不安定となっていて、北日本から西日本では局地的に雨雲やカミナリ雲が湧いています。これからの帰宅時間帯、急な激しい雨や落雷などに注意してください。週末も引き続き大気の状態が不安定で、天気の急変に注意が必要です。

カミナリ雲発達中 帰宅時間帯も局地的な激しい雨に注意

北日本から西日本には暖かく湿った空気が流れ込んでいて、大気の状態が非常に不安定になっています。午後5時現在、九州や紀伊半島、関東甲信、北海道の一部で局地的に雨雲やカミナリ雲が湧いています。鹿児島県の鹿屋では、午後4時35分までの1時間に31.5ミリの激しい雨が降りました。
これからの帰宅時間帯も、北海道から九州にかけて局地的に「非常に激しい雨」や「激しい雨」が降る予想です。急な雨のほか、落雷や竜巻などの激しい突風、ヒョウに注意してください。

週末も天気急変に注意

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週末も引き続き、天気の急変に注意が必要です。
24日(土)、25日(日)も日本付近は、暖かく湿った空気や気温上昇の影響で、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。東北から九州にかけては晴れ間は出るものの、午後を中心に局地的に雨雲やカミナリ雲が湧くでしょう。局地的には非常に激しい雨が降り、滝のような降り方となりそうです。天気の急変に注意してください。

また、川や山でのレジャーの際は、自分がいる地域のほか、川の上流で大雨が降った場合でも急に水かさが増えることもあります。雨雲レーダーをチェックして、周囲の状況の変化に十分気をつけてください。

天気急変のサイン

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天気急変の前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。

①「真っ黒な雲が近づいてきた」
局地的な大雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、局地的な大雨のサインの一つです。

②「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、局地的な大雨のサインの一つです。

③「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、局地的な大雨の可能性がありますので、ご注意ください。

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