関西　立秋すぎても39℃超え　今年一番の暑さになった所も　厳しい残暑はまだ続く

関西では、今日14日も各地で気温が上がり、今年一番の暑さになった所がありました。この先は暑さが幾分しのぎやすくなる日はありますが、まだ最高気温35℃以上の猛暑日になる日が多いでしょう。厳しい残暑が続くため、体調の管理にお気をつけください。
※最高気温は15時30分までの速報値であり、このあと更新される可能性があります。

この先も厳しい残暑　16日(金)～17日(土)は北部を中心に傘の出番

関西では、台風7号の直接的な影響はありませんが、台風を取り巻く湿った空気が流れ込むでしょう。
明日15日(木)は天気が変わりやすく、急な雨や雷雨に見舞われる所がありそうです。16日(金)から17日(土)にかけては、北から湿った空気が流れ込むため、北部を中心に雨が降りやすく、中部や南部でも雨の降る所があるでしょう。18日(日)以降は晴れ間の出る日が多いですが、一部で雨が降る見込みです。

最高気温は、週末にかけて少し変化がありそうです。明日15日(木)も大阪や京都で38℃と、危険な暑さが続くでしょう。16日(金)は北風が吹くため、暑さが幾分しのぎやすくなる見込みです。ただ、17日(土)以降は内陸部を中心に暑さが戻り、35℃以上の猛暑日が続きそうです。一時的に暑さが落ち着くことはあっても、厳しい残暑はまだ続くでしょう。

今年は7月から暑さの記録が数多く出ており、体への負担が大きくなっています。お盆休みでお出かけされる機会が多いかもしれませんが、決して無理をせず、疲れを感じていたら身体を休めるようにしてください。特に、子供やお年寄りは熱中症にかかりやすいため、周りの人が体調など気にかけてあげるようにしてください。

熱中症予防のポイント

① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

熱中症は、対策をすれば防ぐことができます。
引き続き、家族や周りの人と声を掛け合い、厳しい残暑を乗り切りましょう。