日ごとに蒸し暑く 11日以降は大阪や名古屋などで連日の真夏日か 熱中症対策を
今日6日(木)はムシッと感じられるようになり、週末にかけては日ごとに蒸し暑く。11日(火)以降は大阪や名古屋など、最高気温30℃以上の真夏日が続く所もあり、万全の熱中症対策が必要となりそう。
暑さの質に変化
今日6日(木)の最高気温は、沖縄や九州から東北にかけては25℃以上の夏日の所が多くなりそうです。北陸や東北も25℃前後まで上がる所が多く、内陸では30℃に迫る所もあるでしょう。
次第に湿った空気が流れ込むため、ムシッとした暑さに変わってきそうです。沖縄や九州から関東の最高気温は、昨日5日(水)より2℃ほど低い所が多いですが、熱中症対策が欠かせません。
一方、北海道は平年よりも気温の低い状態が続くでしょう。札幌の午前6時の気温は12.1℃。昼過ぎには15℃を超えますが、日中の気温の上がり方は鈍くなります。日本海側では昼頃まで雨の降る所があるため、いっそうヒンヤリと感じられるでしょう。
来週は真夏のような暑さ
明日7日(金)以降も、西日本や東日本は暑さが続くでしょう。明日7日(金)の最高気温は大阪で30℃と、真夏日の予想です。11日(火)から13日(木)にかけては、大阪や名古屋で連日の30℃以上。東京都心も13日(木)は30℃予想で、今年初めての真夏日になるかもしれません。
北陸も最高気温が25℃以上の夏日が続くようになり、東北は来週になると気温がグンと上がるでしょう。内陸ほど気温が上がりやすく、最高気温が30℃を超える所もありそうです。
北海道は、明日7日(金)になると平年を上回る気温となり、ヒンヤリ解消。8日(土)の最高気温は、札幌で27℃と7月下旬並みの予想です。急な暑さで体調を崩さないようにしてください。
熱中症を予防するには
熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
① 日頃から体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。
06/06 07:03
tenki.jp