九州南部 揺れが大きかった地域 少しの雨でも土砂災害など注意・警戒

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今日8日、夕方に発生した地震の影響で、九州南部では地盤が緩くなっています。九州南部では、今夜にかけて局地的に非常に激しい雨が降り、大雨となる恐れがあります。この先も暑さが厳しく、九州南部では雨や雷雨の日がある見込みです。土砂災害や熱中症などに注意・警戒してください。

今夜にかけて大雨の恐れ

九州では、南部を中心に雨の降っている所があり、雷雨になっている所もあります。今夜にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる恐れがあります。

地震の揺れが大きかった地域では、今後少しの雨でも土砂災害などが発生する恐れがあります。危険な崖の近くからは離れ、避難所など、なるべく安全な場所でお過ごしください。

9日~15日 北部は危険な暑さ 南部は晴れても雨や雷雨の可能性

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9日から15日にかけて、九州北部では晴れる所が多いでしょう。日中は軒並み35℃以上の猛暑日となり、危険な暑さになる所もある見込みです。

九州南部は晴れる日もありますが、上空の寒気や強い日差しによる気温の上昇で大気の状態が不安定になり、雨や雷雨になる日もあるでしょう。また、体にこたえる蒸し暑さが続く見込みです。

16日~21日 九州南部は急な雨や雷雨の恐れ 避難所の熱中症にも警戒

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16日から21日にかけても、九州北部では日中は晴れて強い日差しが照りつけるでしょう。猛暑日、熱帯夜の続く所が多い見込みです。

九州南部は安定して晴れる日は少なく、雨や雷雨になる日もあるでしょう。土砂災害や熱中症に注意・警戒してください。

災害時の熱中症対策

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地震が発生した際には、自宅を離れて避難所で生活したり、在宅避難や車への避難をしたりすることがあります。

また、被災した場合は、普段行わない災害時の復旧作業という重労働を行います。気温や湿度が高い環境での慣れない重労働は、熱中症になる危険性を高めます。復旧作業はしっかりと熱中症の対策を行い、適宜休憩を取りながら行ってください。

気温や湿度が高くなる時は、いつでもどこでもだれでも熱中症にかかる危険性があることを意識して、熱中症の予防・対策を行うようにしましょう。

暑い時期の停電への備え

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停電が発生すると、エアコンや扇風機が使えなくなり、室内の気温や湿度が急上昇して、熱中症のリスクが高まります。クーラーボックスがあれば、冷えたペットボトル入りの水や麦茶、スポーツ飲料、冷却グッズ(ネッククーラーや保冷剤など)を移しておきましょう。うちわ、携帯型扇風機もあると役立ちます。

停電になった際は、薄着になってこまめに水分を摂取しつつ、保冷剤や氷、水でぬらしたタオルなどで体を冷やして、体温の上昇を抑え、熱中症を防いでください。

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