九州南部が梅雨明け 平年より2日遅く 梅雨明け後は猛暑に警戒

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今日7月17日、気象庁は「九州南部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。平年より2日遅い梅雨明けです。梅雨明け後は、猛暑が続くため、熱中症に警戒が必要です。

九州南部 梅雨明け 平年より2日遅く

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今日7月17日、気象庁は「九州南部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。平年より2日遅い梅雨明けです。

平年7月15日ごろより2日遅く、昨年7月25日ごろより8日早い梅雨明けです。

梅雨入りが発表された6月8日~昨日7月16日までの降水量(速報値)は、鹿児島市で1158.0ミリ、宮崎市で721.5ミリと、平年を上回る雨量となりました。

【梅雨期間降水量 九州南部(6月8日から7月16日まで)(速報値)】

降水量(ミリ)  平年値(ミリ)
延岡   436.5    509.7
阿久根 1110.5    649.8
鹿児島 1158.0    722.3
都城   974.0    754.8
宮崎   721.5    632.9
枕崎  1120.0    643.3
油津  763.5    667.4
屋久島 696.0    896.5
種子島 481.5    620.2

今年は、平年の梅雨入り(5月30日ごろ)より1週間以上も遅い6月8日ごろに梅雨入りし、梅雨の期間は39日間と平年(46日間)より短くなりましたが、梅雨期間の総雨量は平年より上回りました。

※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、梅雨入り・梅雨明けの発表は速報値で、春から夏にかけての天候経過を考慮して再検討され、見直されることがあります。

猛暑と雷雨に注意

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九州南部では、向こう一週間は高気圧に覆われておおむね晴れますが、湿った空気や気温上昇により大気の状態が不安定となります。にわか雨や雷雨にご注意下さい。厳しい暑さになりますので、梅雨明け直後の熱中症には、十分ご注意ください。

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