四国 高松など猛暑日続出 高知県の佐賀では38℃と危険な暑さに

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今日5日の四国地方は太平洋高気圧に覆われ、晴れて朝から早いペースで気温が上がりました。日中は各地で35度以上の猛暑日となり、38℃と体温を超えるような危険な暑さとなっている所もあります。来週初めにかけて猛烈な暑さが続きますので、体調管理には十分に注意してください。

各地で今季一番の暑さ 高松でも猛暑日に

きょうの四国地方は、太平洋高気圧に覆われて強い日差しが降り注ぎ、各地とも朝からぐんぐん気温が上がっています。15時までの最高気温は、高知県の黒潮町佐賀で38.0℃、四万十市中村で37.0℃、徳島県の那賀町木頭で37.9℃と体温を上回る気温となっています。また、高松で35.3℃、新居浜で36.3℃などと今季初めて35度以上の猛暑日となった所も多くなりました。

来週初めにかけて猛烈な暑さ続く

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これから9日(火)にかけて太平洋高気圧の勢力が強く、梅雨前線は四国より北に離れて停滞するため、おおむね晴れる見込みです。このため、各地で最高気温が35℃に迫る猛烈な暑さが続くでしょう。夜間も気温が下がりにくく、寝苦しい日が続きそうです。

10日(水)からは太平洋高気圧の勢力が弱まり、梅雨前線が本州付近で停滞しやすくなり、梅雨空が戻りそうです。日差しは弱まり、日中の気温の上がり方は幾分抑えられますが、湿った空気の影響で蒸し暑く、引き続き夜間の気温は下がりにくいでしょう。
昼間だけでなく、夜も熱中症にならないよう注意してください。

危険な暑さが続く 熱中症に警戒を

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9日(火)にかけて熱中症には危険な気象状態が続きそうです。無理をせず冷房を使用したり、こまめに水分や休憩をとるなど体調管理にご注意ください。またお年寄りや子供はのどの渇きに気づきづらいため、周りの方が声を掛けるなどしてあげましょう。

熱中症の応急処置のポイント

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熱中症の症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。

ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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