3日 石川県内で最大震度5強 所々で雨や雷雨 少しの雨でも土砂災害に警戒を
今日3日午前6時31分頃、石川県輪島市と珠洲市で最大震度5強の地震が発生しました。北陸では、今夜にかけて所々で雨や雷雨となるでしょう。少しの雨でも土砂災害に注意、警戒が必要です。
北陸 夜にかけて所々で雨や雷雨
今日3日午前6時31分頃、石川県能登地方を震源とするマグニチュード5.9の地震が発生し、石川県輪島市と珠洲市で震度5強、能登町で震度5弱を観測。午前6時40分頃には能登半島沖を震源とするマグニチュード4.8の地震が発生し、珠洲市で震度4を観測しました。地震による津波被害の心配はありません。
北陸では今夜にかけて、寒気や気圧の谷の影響で所々で雨や雷雨となるでしょう。今朝の地震で揺れが大きかった石川県能登地方でも、昼頃から雨の降る時間があり、一時的に雨の降り方が強まるおそれがあります。地震の揺れが強かった地域では、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まる可能性があります。最新の情報を確認して、安全な場所でお過ごしください。
土砂災害の前触れは
土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。
1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。
そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。
06/03 07:24
tenki.jp