今日1日 九州で真夏日 関東~西は昨日より気温が大幅アップ 万全な熱中症対策を

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今日6月1日(土)、日中は広く晴れて気温が上昇。九州では所々で真夏日。関東から西はヒンヤリ解消で、東京都心は27℃と昨日(31日)より大幅アップ。運動会や屋外のレジャーなどは熱中症に十分注意。沖縄県八重山地方に「熱中症警戒アラート」。室内でもしっかり対策を。

関東~西で昨日より大幅アップ 九州で真夏日も

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今日6月1日(土)は、日中は広く晴れて、気温がグングン上昇。最高気温は、昨日(31日)より高い所がほとんどで、関東から九州では5℃前後高くなる所もあるでしょう。

北海道や東北、北陸は、この時期らしい気温で、日差しの下では過ごしやすい陽気になりそうです。

関東から九州は、夏日(最高気温25℃以上)の所が多いでしょう。東京都心と高知市は27℃、鹿児島市は28℃など、きのう(31日)より5℃から6℃ほど高くなりそうです。宮崎県都城市は30℃など、九州では真夏日(最高気温30℃以上)の所もあるでしょう。名古屋市や京都市、埼玉県熊谷市は29℃など、関東から近畿でも、内陸部を中心に真夏日に迫る暑さの所がありそうです。

昨日(31日)との気温差が大きいため、熱中症のリスクが高まります。運動会など屋外での活動は、特に注意が必要です。こまめに水分をとったり、日差しを避けて休憩したりして、万全な熱中症対策をなさってください。

あると便利 熱中症対諾グッズ

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屋外のレジャーなど、暑い中、屋外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると便利です。

① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。

② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作ることができます。

③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。

④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。

沖縄県八重山地方に「熱中症警戒アラート」

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今日6月1日(土)、沖縄県八重山地方に「熱中症警戒アラート」が発表されました。
最高気温は石垣島や与那国島で31℃で、雨で湿度が高いため、熱中症の危険度が極めて高い気象状況になることが予想されます。

「熱中症警戒アラート」が発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。

②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。

③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。

④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。

⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

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