春の高級ミカン「カラマンダリン」の出荷最盛期　三重・御浜町

三重県御浜町でジューシーな甘さが特徴の高級ミカン「カラマンダリン」の出荷が最盛期を迎えています。

「カラマンダリン」は温州ミカンとキングマンダリンを交配した品種で、樹になっている期間が長いため果汁が濃厚で、程よい酸味が特徴の高級ミカンです。

三重県御浜町やその周辺はおよそ１７０軒の農家が「カラマンダリン」の栽培をしていて、出荷作業の最盛期を迎えています。

御浜町のJA選果場では、従業員が実に傷などがないかを確かめて、センサーで糖度や酸味を計測した後に箱詰めしていきます。

今年は天候にも恵まれ作柄も上々の出来で、濃厚な甘みに仕上がっているということです。出荷作業は今月下旬まで続き、およそ340トンが出荷されます。