地元の伝統工芸「有松・鳴海絞」を後世に 名古屋の銀行で子ども対象の体験学習会

名古屋市の銀行で地元の子どもたちが伝統工芸の「有松・鳴海絞」を体験しました。

(参加した子ども)「日本の伝統工芸を体験できて楽しかった」「(生地を)三角形に折るのが楽しかった」

中区の三菱UFJ銀行で地元の1歳から中学生までの子どもたち60人が体験したのは江戸時代初期から続く染色技術「有松・鳴海絞」。MUFGグループは去年から伝統文化や産業の発展を目的とした活動を続けていて、25日には名古屋を中心に活動する女性工芸家グループの職人が講師となって、小学生らに手ぬぐいを割りばしと輪ゴムで縛って模様を浮かび上がらせる技法をレクチャーしました。三菱UFJ銀行はこの催しを伝統文化や地域の産業を守り繋いでいく一助にしたいと話しています。

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