斎藤工、アルピー・平子も絶賛! あばれる君のまっすぐな“家族愛”が綴られた『自分は、家族なしでは生きていけません。』

『自分は、家族なしでは生きていけません。』(著:あばれる君、イラスト:和田ラヂヲ/ポプラ社)

 底抜けにハイテンション、パワフルな芸風で知られているお笑いタレント・あばれる君。彼の知られざる過去やプライベート、さらには仕事までを包み隠さずに綴った自身初のエッセイ『自分は、家族なしでは生きていけません。』が、2024年5月22日(水)に発売された。

 あばれる君は2009年にデビューし、一生懸命な芸風で一躍有名に。また現在は、高校生の時にインターハイへ出場した山岳部での経験を活かし、キャンプやサバイバルといったアウトドア系の番組にも多数出演している。

 ほかにも2019年に開設したYouTubeチャンネルにて、定期的に『ポケットモンスター』シリーズのゲーム実況を配信。そこで“顔面を緑色に塗り、グリーンバックを使用してゲーム画面に自身の顔を浮かび上がらせる”という斬新なスタイルを編み出し話題を集めた。

 こうした幅広い活躍ぶりからハードなロケも多いあばれる君だが、帰宅後に「自分にとっていちばんの癒やしは何か」と考えたとき、真っ先に「家族と一緒にいる時間」が思い浮かんだという。そこで今回のエッセイでは、上京するまで過ごした地元・福島県の家族や、17歳のときに出会って2013年に結婚した愛妻・ゆかさん、そして2人の間に生まれた「ちびれる君(長男・次男)」たちなど、自分を支えてくれた“家族”に焦点を当てている。

 同書では40篇以上にわたって悲喜こもごものエピソードが語られており、読み進めていけば、なぜタイトルを『自分は、家族なしでは生きていけません。』としたのか自ずと分かるだろう。

 特に妻のゆかさんは、あばれる君の人生を語る上で欠かせない存在。しかし、ゆかさんと出会った時のエピソードは、お世辞にも素敵とは言えない。詳細はあえて割愛するとして、筆者は思わず「何様だ!」とあばれる君にツッコミを入れたくなってしまったほどだ。

 そんな家族との笑いあり涙ありのエピソード以外にも、山岳部時代の大事件や過去に所属していたアマチュアお笑い団体での過酷な修行の日々など、破天荒なヒストリーが盛りだくさん。早速手に取った読者からは、「書いてるときの表情とか気持ちとかそういうのが文章に表れていて、なんかいいなぁと思った」「あばれる君の幸せそうな日々にほっこりさせられました」といった声が集まっている。

 また各著名人からも同書の帯推薦文が寄せられており、あばれる君の友人である俳優の斎藤工は「えっ、嘘だろ? 知らぬ間に目が潤んでいる…いや、そんなはずはない…あれ…暖かい…」と感想をコメント。一方、お笑いコンビ「アルコ&ピース」の平子祐希は「読み終えた後、きっと家族を、そして日常を力いっぱい抱きしめたくなる。僕がそうなったように」と太鼓判を押していた。

 ちなみに5月25日(土)には、同書の刊行を記念したサイン会を実施。直前の囲み取材では第3子が8月に誕生予定であることも明かし、「ぜひこの本を多くの人に届けて、第3子は悠々自適に過ごしてもらいたい」とストレートにアピールしていた。

 あばれる君の真っ直ぐな家族への思いが綴られた『自分は、家族なしでは生きていけません。』。読み終えた後には、きっと今よりも家族や大切な人が愛しく感じるに違いない。

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