【親友ともめて不登校に】父は無理に私の気持ちを聞き出そうとせずにただ寄り添ってくれた…老々介護の父と娘、50年前のお話【第9話まんが】

もし、このまま学校に行けなくなっちゃったら…(マンガ『オーマイ・ダッド!父がだんだん壊れていく』)

95歳、男やもめの頑固な父を、67歳の一人娘が介護する…笑って泣ける介護連載『オーマイ・ダッド! 父がだんだん壊れていく』が好評につき単行本化。この物語を原作に、主人公たちの若い頃まで遡り、家族の物語をとんがりめがねさんの漫画でお届けします。

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体調を崩し学校も休むように

前話からの続き。私はクミコ、高校2年生。最愛の母が若くして他界した。

母がいなくなって、心にぽっかり穴が空いたような気がしていたが、勉強や部活に打ち込むことで、その寂しさを紛らわすことができているような気がする。

特に同じ部活のアサミとカナは私にとって心の友。何でも話せる存在だったはずなのに、あるきっかけでアサミから無視されるようになってしまった。

体調をどうだ?学校は行けそうか?(マンガ『オーマイ・ダッド!父がだんだん壊れていく』)

↓↓↓体調は良くならず

学校行かないと勉強遅れちゃう

いい加減学校行かないと勉強遅れちゃう…(マンガ『オーマイ・ダッド!父がだんだん壊れていく』)

↓↓↓え、何?プリント?

このまま学校に行けなくなったら

もしも大学を受験することができなくなったら…(マンガ『オーマイ・ダッド!父がだんだん壊れていく』)

父は、私が何に悩んでいるのか、なぜ学校に行かないのかを一切聞かなかった。

聞かれたとしても、私はうまく答えられなかっただろう。

もしかしたら、先生から何か聞いたのかもしれないけれど、無理に私の気持ちを聞き出そうとしなかったことをとても感謝している。

第10話へ続く

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