17歳に期日前投票…投票日には18歳で「不在者投票対象者」のPC表示を山口市職員が見落とす

 山口市選挙管理委員会は19日、衆院選の期日前投票所で、17歳の男性に誤って投票させるミスがあったと発表した。投票日までに18歳になるため、事前に投票できる不在者投票で対応すべきだったという。投票用紙の特定が困難なため、有効票として扱われる。

 発表によると、男性は同日、市役所の期日前投票所を訪れた。市職員が入場券のバーコードを読み取った際、パソコン画面に「不在者投票対象者です」などと表示されたが見落とし、別の職員が投票用紙を交付。男性は小選挙区と比例選の投票をした。

 市選管の森野和彦事務局長は「大変申し訳ない。再発防止に努める」とのコメントを出した。

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