自民党・石破茂総裁の第一声…農林水産軸に地方創生

 衆院選が15日公示され、自民党・石破茂総裁は福島県いわき市で第一声を上げた。

 日本のために、次の時代のために、自民党、公明党政権に引き続きの支持をいただきたい。

衆院選が公示され、支持を訴える石破首相(15日午前、福島県いわき市で)=永井秀典撮影

 福島の復興なくして東北の復興なし。東北の復興なくして日本の復興なし。新しい日本の再生にかける我々の思いを福島から訴えたい。

 「政治とカネ」の問題、(政治資金)パーティー収入の不記載、そういうことが二度と起きないよう、私たちは深い反省のもとにこの選挙に臨む。

 日本創生のための選挙だ。私たちはもう一度新しい日本をつくっていく。

 この国の独立と平和を守り抜く。中国とロシアは領海侵入や領空侵犯をし、北朝鮮はミサイルを打ち上げている。日本の独立と平和を守り抜くことができるのが自公政権だ。

 新しい経済対策を打ち出していく。復興を核とする、新しい日本の経済をつくる。今までの「コストカット型経済」を根本的に改めていく。付加価値をつけて収入を増やし、設備投資を行い、「こんなものが欲しい」と思ってもらえるものを作り出していく。農林水産業を軸とする新しい地方の創生を目指す。昨年の補正予算を上回る大きな補正予算を成立させたい。

 新しい自民党をつくる。いつの時代も国を変えるのは都の偉い人ではない。地方であり、一人一人の大衆だ。厳しい情勢の中、何とかご支援をいただき、自公で過半数の議席を得たい。

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