自民党前議員の上杉謙太郎氏が出馬辞退、不記載議員の一人で「しっかりとけじめを見せる」

 衆院選で、比例選単独で東北ブロックに立候補する予定だった自民党前議員の上杉謙太郎氏は11日、福島市で記者団の取材に応じ、出馬を辞退する考えを明らかにした。自民派閥の政治資金規正法違反事件を巡り、収支報告書に不記載があった議員の一人で、幹事長注意を受けており、「しっかりとけじめを見せるため、辞退を決断した。ゼロからやり直していく」と述べた。

 上杉氏は、自民が9日に決定した1次公認候補予定者に含まれていなかった。

ジャンルで探す