自民北海道連が大地と選挙協力、複数の与党候補に推薦

　自民党北海道連会長の中村裕之衆院議員と、地域政党・新党大地代表の鈴木宗男参院議員は５日、札幌市内で共同記者会見を開き、衆院選（１５日公示、２７日投開票）で選挙協力すると発表した。要望のあった自民の候補予定者に大地が推薦を出し、鈴木代表が小選挙区に応援に入るという。

握手を交わす中村会長（右）と鈴木代表（５日、札幌市中央区で）

　中村会長は「大変厳しい選挙になる。道内には大地の熱烈な支援者がおり、そういった支援を固めて力添えをいただければ」と期待を寄せた。

　鈴木代表は「両者は政治の安定という点で合意をしている」と説明。既に公明党を含む複数の候補予定者に推薦を出していると明かし、「各小選挙区に（自身を支持する票が）１万５０００前後はある。それをしっかりと生かしていきたい」と述べた。