国家公務員総合職試験の「教養区分」、申込者数4734人で過去最多…前年度比17・9%増

 人事院は、秋に実施する2024年度の国家公務員総合職試験(大卒程度)の「教養区分」について、申込者数が前年度比17・9%増の4734人で、過去最多となったと発表した。

人事院

 教養区分は、法律学や工学などの専門試験を課さず、企画立案などの基礎的な能力を重視する試験だ。合格者は年々増えており、23年度は前年度比168人増の423人と大幅に増加した。

 民間企業に人材が流れるのを防ぐため、昨年度から受験年齢を20歳以上から19歳以上に引き下げた。各府省からの採用ニーズも高まっており、26年度の試験からは春も実施する予定だ。

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