愛知・東郷町長の“パワハラ”問題　議会の特別委員会が経過報告書を提出

愛知県東郷町の井俣憲治町長が職員にパワハラなどを繰り返していたとされる問題で、町議会の特別委員会が経過報告書を提出しました。

東郷町の井俣憲治町長を巡っては、職員に対してパワハラやセクハラとみられる言動を繰り返していたことが明らかになり、現在、町が設置した第三者委員会による調査が進められています。

一方、町議会は、第三者委員会とは別に、再発防止策などを検討する特別委員会を2023年12月、独自に設置し、ハラスメント問題に関する協議を進めていました。

そして、22日に開かれた町議会の定例会で、特別委員会は職員や町長へのヒアリングの結果などをまとめた経過報告書を議長宛に提出しました。
この報告書は町長も受け取りましたが…

（井俣憲治町長）
「まだ目を通していないので目を通して委員会のプロセスを確認したい」

特別委員会はハラスメント条例を制定することなども含めて今後も協議を進め、最終報告書をとりまとめる予定です。