公明・山口代表が9月の党大会を機に退任の方向で最終調整 後任に石井氏が有力

公明党の山口代表が9月の党大会を最後に代表を退く方向で最終調整に入ったことが分かりました。10日に正式表明する見通しで、次期代表には石井幹事長の就任が有力視されています。

公明党 山口那津男代表
「来週の10日に定例の記者会見がありますので、その時に私自身の判断を明確に表明をしたい」

公明党の山口代表は6日の講演で、9月の代表選への出馬をめぐり「10日に判断を表明したい」と語りました。

複数の関係者によりますと、山口氏は代表選には立候補せず、9月の党大会で退任する方向で検討していて、新たな代表には石井幹事長が就くことが有力視されています。

山口代表は現在8期目で、知名度の高さなどから党内には続投を求める声もあがっていましたが、同じ時期に自民党総裁選や立憲民主党の代表選が実施されることも踏まえ、公明党は代表を代えることで刷新感を出す判断に傾いたものとみられます。

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