石破茂新総裁はカレー好きの鉄道ファン、師は田中角栄氏 「党内野党」から5度目の正直

慶応大卒業後に銀行勤務を経て、昭和61年に中選挙区制時代の衆院鳥取全県区から出馬し、全国最年少で初当選を果たした。鳥取県知事や自治相を務めた父、二朗氏の死去に伴い、父の盟友の田中角栄元首相に背中を押された。

「平成の政治改革」を訴えて平成5年に離党したが、4年後に復党。その後は防衛相や農林水産相、党幹事長などを歴任した。

「正しいと思うことを言わないのなら自分の存在意義は何なのか」。こうした「党内野党」的な言動が不評を買い、過去4度の総裁選は国会議員票離れに泣いたことも。 読書はきちょうめんに定規で線を引きながらの学究肌。鉄道ファン、プラモデル愛好家でもある。ラーメンやカレーを好み、ご当地グルメのリサーチに余念がない。(末崎慎太郎)

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