自民党総裁選、議員投票始まる 石破氏ニコニコ、小泉氏は表情険しく、高市氏は深々おじぎ
自民党総裁選は27日午後、党本部8階ホールで党所属国会議員による投票が始まった。所属議員は「あいうえお」順に名前を呼ばれると、演壇に上がってそれぞれ投票用紙に記入し、中央に置かれた投票箱に入れていった。
有力候補の石破茂元幹事長（67）はニコニコしながら壇上に向かい、ひな壇の選管メンバーに加え、記入を終えた投票用紙にも一礼した。上川陽子外相（71）は若干緊張した面持ちで投票に臨み、小泉進次郎元環境相（43）も終始厳しい表情を崩さなかった。小林鷹之前経済安全保障担当相（49）は飄々とした表情で、高市早苗経済安保担当相（63）は深々とおじぎして投票を済ませていた。
岸田文雄首相（総裁）は口を真一文字に結んで、投票を行っていた。
今回は党所属国会議員1人当たり1票持つ国会議員票（368）と、全国の党員・党友による投票をベースにした党員票（同）の計736票で争われる。9候補の乱戦は上位2人の決選投票になる可能性が高い。
09/27 13:34
産経新聞
