「えふりでね」「どしめぐな」「きもやがねで」高齢者の交通安全あきた弁川柳入選作決まる

秋の交通安全運動に合わせて秋田県が毎年公募している高齢者による高齢者のための「交通安全あきた弁川柳」の入選作品が決まった。

最優秀賞は横手市、成田キヨ子さん(79)の「どごみでる あだりよく見れ 人いるど」で「どこ見てんの、周りをよく見なさいよ、人がいるでしょ」の意。

優秀賞は鹿角市、柳沢富士子さん(67)の「えふりでね 光るふぐ着て 身を守れ」で、「格好つけるわけじゃないんだよ、反射する服を着て身を守るんだよ」の意。

佳作は5人。横手市、木村レツさん(81)の「どしめぐな ジサとバッバは 手こつなげ」は「(横断歩道などは)急ぐなよ、爺さんと婆さんはしっかり手をつないでね」の意。

鹿角市、石川セイ子さん(70)の「越されても きもやがねでや ゆずりあい」は「追い越されても腹立てるなよ、譲り合いだよ」の意。

由利本荘市、鎌田次男さん(70)の「とおぎても 横断歩道が わを守る」は「遠くても横断歩道が自分を守る」の意。

横手市、成田稔さん(83)の「青信号 んだどもオラは みぎひだり」は「青信号になっても俺は右左確認だ」の意。

能代市、佐藤恵美子さん(71)の「ふみまちがい こえんで免許 かえすった」は「(アクセルとブレーキの)踏み間違いが怖いから、免許を返納するさ」の意。

県は入選作をさまざまな交通安全活動に活用する。

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