茂木敏充氏「結果にコミットする」、防衛増税ゼロは「経済成長で財源確保」 総裁選演説会

自民党総裁選(27日投開票)に立候補した9氏が12日に臨んだ所見発表演説会で、茂木敏充幹事長(68)は「成長戦略による税収アップで新たな財源を確保し、増税ゼロでの政策推進を行っていく」と強調し、「結果にコミットする。3年以内に結果が出なければトップが責任を取る」と述べた。

防衛費を巡る「増税ゼロ」の公約について党内外で懐疑的な声が広がっている状況について、「防衛増税ゼロに賛成か反対かの違いは経済成長力に対する見方(の違い)だ。日本経済はまだまだ成長していく力、潜在力がある。税収アップは経済成長で可能だ。必ず実現したい」と語った。

自身の幼少期を振り返り「小学校は1クラス19人の分校に通い、人口減で廃校になった。地盤や看板がまったくない中で、この場に立っている」と「たたき上げ」もアピール。

茂木氏が「国民の不安を解消し、明るい未来を作る。これが政治の一番の役割だ」などと呼びかけると、会場から「そうだ!」の合いの手が飛んでいた。


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