立民代表選告示、4氏立候補 野田佳彦氏・枝野幸男氏・泉健太氏 当選1回の吉田晴美氏も

任期満了に伴う立憲民主党代表選は7日告示され、野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)の4人が立候補を届け出た。次期衆院選を見据えた野党連携の在り方や経済対策などを巡って論戦が繰り広げられる見通しだ。23日に投開票される。

代表選に向けては、野田氏と枝野氏、泉氏が6日までに出馬の意向を表明し、吉田氏と江田憲司元代表代行(68)が立候補に必要な推薦人20人の確保を急いでいた。

吉田、江田両氏は7日午前、国会内で会談し、両陣営で候補を一本化して吉田氏が出馬することで合意した。吉田氏は衆院東京8区選出で当選1回。候補の中で唯一の女性となる。

届け出後、4氏は党本部で共同記者会見に臨み、論戦をスタートさせた。選挙期間は規則上最長の17日間に達し、令和3年の前回代表選に比べ5日長くなる。

有権者は国会議員136人と国政選挙の公認候補予定者98人、地方議員1236人、党員・協力党員11万4792人。ポイント制で争われ、過半数を獲得すれば当選が決まる。最初の投票で過半数獲得者がいなければ決選投票を行う。

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