東京都知事選、20日告示 立候補者は過去最多50人超か 小池百合子知事、蓮舫氏が軸

任期満了に伴う東京都知事選(7月7日投開票)が20日、告示される。3選を目指す小池百合子知事(71)と参院議員の蓮舫氏(56)=立憲民主党を離党=を軸に選挙戦が繰り広げられる。

小池都政2期8年の実績が問われる。また、直近の都の合計特殊出生率が0・99となったことから、各候補者は少子化対策に重点を置いて訴える。このほか、首都直下地震などを想定した防災対策なども争点となる。

2人はいずれも無所属で出馬し、政党色を薄める戦略。ただ、自民・公明の国政与党が小池氏を支援し、国民民主と連合東京も19日、小池氏支持を決めた。立民、共産、社民が蓮舫氏を支援するため、事実上の与野党対決となり、結果は国政にも影響を与えそうだ。

都知事選には2人に加え、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)が出馬表明した。ほかにも50人が事前審査を済ませており、立候補者は都知事選としては史上最多だった前回令和2年の22人を大幅に上回ることが確実となっている。

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