新潟・長岡市長選、元国税庁官僚が出馬表明 「シャッター商店街にショック、魅力あるまちに」

任期満了に伴う新潟県長岡市長選(9月29日告示、10月6日投開票)に、元国税庁官僚でコンサルティング会社代表の高橋宏幸氏(55)が25日、無所属で立候補すると表明した。2期目の現職、磯田達伸氏(72)は市長選への態度を明らかにしておらず、同市長選への出馬を表明するのは高橋氏が初めて。

高橋氏は市内で記者会見し、「30年ぶりに長岡市に戻り、シャッターが下りた店舗や空き家を見てショックを受けた。長岡を魅力あるまちに変え、生き残っていきたい」と語った。また「子供たちの未来のための投資に力を入れる」とアピールした。

高橋氏は同市出身。平成4年に一橋大経済学部を卒業後、国税庁に入庁し、国際業務課長補佐など国際畑を中心に歩んだ。20年に退職後、国際会計事務所などを経て、令和2年に同市内でコンサルティング会社を立ち上げた。

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